しあわせなとき - らぶらぶ(Ver1.2) (宇宙のステルヴィア アニメ)
「!ん…」
「志麻…」
インフィーの前で、突然のキス。
そして、…私の気持ちを伝えるため。
「…わたしっ、どきどき…してる」
しばらくお互いを見つめ合う。
恥ずかしくなり、視線をそらす。
「僕も…」
何度かそんな事を繰り返した後少し赤くなった顔のままもう一度向き合うと、
自然となんだかおかしくなり広い格納庫に二人の笑い声が小さく響いた。
「…志麻ちゃんも、僕の事……想っててくれて嬉しかった」
「う、うん…。ちょっと、びっくりしたけど…」
「ごめんね。僕、喋るのは」
「それはいいよ…。でも、好きだったら誰にでも…その、キスする…のかな、とか」
少し視線をそらし呟く。
「そんな事はしないよ。…志麻ちゃんもきっと好きだって思ったから」
「…そうだよね。はは、ごめん、ちょっと心配になっちゃった…、あはは……」
そんな志麻の顔を見つめる光太。
しばらく時が流れ、言葉が無くなり…、
実際は1分も時間は流れていないだろうが。
「あ……」
光太の方を向くと志麻の困った横顔を見つめていたのか、視線が合う。
「……」
みたび、唇が重なった。
軽く触れるキス
互いを確かめ合うようなキス
唇を通し、ドキドキとした鼓動が届きそうな…。
次第に互いを強く。そして、唇がわずかな隙間もなく重なる。
「ん……」
しばらく、新しいその感覚を満足するまでたっぷりと感じると、
光太が少しだけ、志麻に進入した。
「ん、ふぁ?」
ぼーっとなっていた志麻は、驚いてびくりと身体を動かす。
舌は唇に軽く触れると、さらに奥へと入ってくる。
「…ん……」
ばくばくと、心音が急激に高まり、
不安と期待で頭の中がいっぱいになる。
「(わたし、、あ、っ、、わかんない、、けど…)」
唇が震え、光太を抱きしめる力が強くなる。
同時に、自分を抱きしめていた腕の力が、いつの間にか強く。
「ん……志麻…、もっと、、」
「ぁ、はぁ、はぁ……ん、光太…くん…」
少し涙を浮かべた瞳が光太を見つめる。
大きな不安と小さな期待、そして好奇心。
腕が、志麻の身体に触れる。
身体をすべり徐々に下へと降りていく。
「ん、、……あ、はずかしい、、あ、」
光太は答えず、なめらかな曲線を描く志麻の身体を撫でる。
そして、後ろから手を伸ばし一番大切な場所に触れた。
「ひゃっ」
志麻からしてみれば突然、大切な場所をさわられ
もちろん、キスからの流れとしては自然ではある。
しかし驚きのあまり唇を放し、思わず侵入者、光太を突き飛ばしてしまった。
と、運悪く……。
ガン!
今度はそんな音が格納庫にけっこうな音量で、響き渡った。
「こ…光太君…?」
「いたっーーーー!!」
そこには、頭を抱えた光太がいた。
~~~~~~~~
「あっ、しーぽんだ~~ おかえり!!!」
「しーぽん、遅いっ!」
アリサとリンナの歓迎を受け、ようやっとお別れパーティーに戻ったのは、
光太が探しに出てから1時間もたった頃になった。
「あれ? 光太君はー?」
そもそも探しに出たはずの人物の姿がない事に気づく。
「あ、えっ!? あ、その、頭を打って…」
「頭って、、ええっ! 大丈夫なの!? っていうか、しーぽんどこに」
思わぬ答えに驚く皆だったが、志麻はどこか落ちつきなく…。
「あ、うん、大丈夫。その、ちょっと腫れてるけど、放っておけば直る程度だって、言われてたし」
「そっか、、で、しーぽんはどこ」「しょうがないなーーー。でも、しーぽんが帰ってきたからOK!」
もじもじと、明らかに様子の変な志麻を見て、アリサが助け船を、押し出した。
「リンナちゃんごめんね。光太くん、来れなくてごめんってあやまってたけど……」
「いーよ、いーよ、まあ、、やむを得ない負傷よ、うん」「え? 何が?」
肝心のリンナが話しに取り残されたが…。
「では、パーティー再開~!!」
パーン
ピーーー
ぶよよんん
もう一度し切り直しとばかりにクラッカーが鳴らされ、笛が吹かれ…
パーティーはまだまだ、かなり、夜遅くまで続いた。
翌朝、志麻とアリサは部屋の周りに住む住人から叱られる事になるのは必然だろう…。
翌日。
ウルティマへと向かうリンナと本当の涙の別れを告げ、
泣くつもりではなかったのだが結局、志麻が泣いてしまったりもした。
そして、リンナを乗せた機体が見えなくなるまで宇宙を見つめると、
クリスマスの片づけ・年末年始の準備と、全員解散となった。
「…りんなちゃん、…でも、お母さんとお父さんに会えるんだし…」
「あれ、志麻……。」
インフィーのコックピットの前。
どうしてもそこに行くのは昨日の事があり気が引けたが、
結局、半ば無意識に足が向かった先はそこだった。
そんな志麻の目の前に
「あっ、こ、光太くん!?」
「志麻ちゃん、ちょうど良かった。話したい事とかあって、メール打とうかなって…」
光太も少し驚いた様子で、どこか落ち着きがない。
「あ、、うん…」
「…昨日はごめんね。僕が、、調子に乗って変な事するから…」
「…え、、あ、、私も、そのびっくりして。ごめん。けがはもう…?」
「うん、たいしたこと無いよ。しばらくは頭の中が回ってたけど」
あはは、と少し恥ずかしそうに笑う光太に
落ち着いた志麻は、いっしょになって少し笑った。
「…そっか、行っちゃったんだね…」
「分かってたのに、私だけ泣いちゃってリンナちゃんに怒られちゃった…」
「…志麻ちゃんらしくていいんじゃない? 我慢する事、無いと思うよ。」
「…うん…」
しばらくいつもと同じように話が続いた。
そのうちに落ち着きを取り戻す。
そんなときふと、光太と視線が合った。
「…あ、、…」
「……、それで用事の事なんだけど…」
「……えっ、あっ、うん」
「いつもみたいに満室だと思ったんだけど…クリスマス後だからかな」
「え?」
ステルヴィアは、まさに何でもそろっている1つの大都市のように機能している。
その中には旅館にスケート場、すこし言えない施設、などほぼすべてがそろっていた。
その中で、宿泊においてはナンバー1の人気ホテル、
その目玉は、宇宙が大きく見渡せるスイートルーム。
いつも満室が当然、クリスマスの時などは予約開始数分でいっぱい。
そのはずだったが、セカンドウェーブの影響か、予約は異常に少なく…。
それでもさすがに"聖夜"は満室だったが…。
「それで、とれたんだ。1部屋」
「……」
口をぽかーんとあけたまま、こくこくと頷く。
「…今日よかったら…、志麻ちゃんの部屋も僕も相部屋だし。…ね。」
「……え…」
「…だめだったら、ひとりで宇宙を眺めてるよ」
少し寂しそうな笑顔。
「…それじゃあ、僕はこれで」
「あ、、光太くん…それって…」
「嫌じゃなかったら、来て欲しい。あと、頭を打つのは、ね」
苦笑して手を振ると、そのまま格納庫から去っていく。
ぽつんと残された志麻の手には、小さなメモ用紙、
部屋番号がしっかりと書かれたそれが、手の平の上に置かれていた。
「…あう、、これが、いいかな、、」
「だからっ! こっちがいいの!」
「でも、それ、、ちょっと恥ずかしいよ…やっぱり」
問いつめられた結果ややこしい話にはなったが「光太とデート」、ということになっているらしい。
あながち嘘でもないが、デートするわけでもない。
なされるがまま、着せ替え人形状態の志麻だったが、
今日ばかりは、その微妙なセンス(?)で服を選ぶ。
そしてどうもしっくりと来ないとアリサに言われ、そんな洋服選びに悩んでいた。
「(あ…でも、、服はすぐ……脱いじゃって…)」
「よしっ、これでバッチリ!」
「……え! あ、……あ、いいかも」
「うーん、、妥協を重ねた結果よ…。まぁ、頑張ってきなさいしーぽん! 夜は帰ってこなくても良いわよ」
「……あ、…うん…」
「え?」
鏡をぼーっと見ながら帰ってきた思わぬ答えにアリサが驚き、
志麻が気が付きあわてて訂正したのは言うまでもない。
もちろんそれで、さらにアリサの疑いが深まった事も、言うまでもなかったが。
普段とは違う服選びに、いったいどれだけかかったのか、
志麻があわてて部屋を飛び出したのは夜6時を過ぎた頃だった。
「いってらっしゃい…ってもういないし。。」
走り去った志麻の後ろ姿に手を振り…。
「(こんな珍しいことがあって、ステルヴィアが地球に落ちたりしないかな…)」
不安そうにそんな事を考えたが、おなかが減っている事に気が付くと切り替えも早く、てきぱきと夕食の準備を始めた。
「うわ…」
珍しく迷わなかった。
迷えなかった、と言うべきか。
そのホテルはあまりにも豪華で巨大であちらこちらに案内板があり見つけるな、という方が無理だ。
よく思い出すと、その名前の案内板は過去に何度か見た気もする。
そうして歩いて行くと10分と少しで入り口に到着した。
実物の入り口の前に立ち、足がすくむ。
高級過ぎる雰囲気のオーラが、入り口からあふれ出していた。
建物は見るというより見上げるくらいの高さがある。
ステルヴィアの中では1番高いんじゃないか、と
すこし現実逃避した事を考えていることに気づく。
「…こ、光太くん…待ってるんだし、!」
シューー
静かにガラスの扉が左右に開く。
「ようこそ」
「は、はい!」
「…237号室……、、、……」
大きな不安を抱えながらも、部屋を探す。
ロビーに立つホテルの女性は、口をぱくぱくしている志麻から
よく分からない用件を辛抱強く聞き、しかしよく分からず少し困っていたが、
名前を聞くと。
「伺っております。こちらへどうぞ。」
すぐに部屋までの経路を教えてくれた。
エレベーターまで案内してい、その先の案内…と言われあわてて断る。
きっちりした角度でお辞儀をされ、あわてて自分までお辞儀をすると、
ドアが閉まりエレベーターは上へ向かって動き出した。
最上階と聞いたそこは、やはりどうにも落ち着かない雰囲気の廊下が続き
その床にはふわふわの絨毯が端から端まで、きっちりと敷き詰められていた。
何度かそのふかふかすぎる絨毯に足を取られつつも、案内板を見て部屋へ向かう。
時折通る他の宿泊客は、年末前だというのにほぼ全員がカップルであり、
さらにほぼ全員が志麻に気が付く事もなく、自分たちの世界に入っていた。
「…あ、、237…」
部屋に書かれた番号に足を止め、ごくりと唾を飲み込む。
幸いにも、わかりやすい説明のおかげでホテルの中で迷う事はなかった。
「……うう、、、」
緊張してノックをする手が震える。
少しの時間がかかり
コンコン
カチャ
「わっ」
すぐに開いたドアに驚き、思わずしりもちをつきそうになる。
「ん、、、こーたくん…」
あわてて志麻を支えた光太の顔が目の前にあった。
「大丈夫?」
「あ、、うん…」
あわてて光太の腕の中から離れる。
「こっちだよ、」
「あ、、う、うん……」
ぱくぱくと、同じ返事をすると、そのまま左右同じ手と足を出しながら
カクカクとぎこちなく歩き、部屋へと入っていった。
「よかった…」
かれこれ1時間以上、志麻は来てくれるのか、それともやはり来てくれないのか、
自分はとても失礼な事をしたのではないか、
そんな次々と浮かび上がる不安にうろうろと落ちつきなく、部屋を歩き回っていた光太は言葉をもらした。
そして、今度は逆に、目の前の落ち着きのない志麻の後ろ姿を見て小さく呟いた。
「…志麻…ありがとう…」
「うっ、、、わーーーーーー!」
ふと視線を上げると…、超が付くほどの高級スイートルームは、天井はほぼ一面の宇宙。
「あ」
超が付くほど巨大なベッド、ふかふか。
ベッドに視線が釘付けになった志麻は、どこから手に入れたのかは忘れた
あまり多いとは言い難い知識を総動員して、今から何をするのかを想像してしまう。
「志麻ちゃん、とりあえず夕食運んできてもらおうか?」
「……」
ぽかーんと口を開けたまま動かない志麻に、
「志麻ちゃん」
「!?うひゃ」
後ろから優しく抱きしめる。
「…こ、、こーた…くん…あ、」
「志麻…ちゃん」
こそこそ
「!? きゃはははは、こーたくん、きゃ、やーめてー」
もだえ苦しみながら、数秒。
光太はくすぐるのをやめるともう一度、優しく抱きしめた。
「はぁ、はぁ、も、もう! びっくりした…。あ、…」
「志麻……、僕の事、好きでいてくれてうれしい」
呼吸を整え耳元でささやかれる声が頭に直接響くように伝わる。
赤い宇宙も、いくつかの宇宙船も、青く美しい地球も
自分たちを祝福してくれているかのような、そんな感覚にとらわれた。
「好きだよ、志麻」
「あ、、……私も、す、好き…光太くん…」
「……、ありがとう」
と、優しく首筋にキスをする。
「ひゃ、ぁ……」
「とりあえず食事にしようか?」
「え、…そうだよね、…うん、」
光太がフロントへ食事を準備するように連絡を入れる。
なんだかぼーっとしたまま、幸せな志麻だった。
豪華、とはいっても量ではない。
時々、志麻にはなんの料理か分からない物もあり困ったりもしたが、光太が説明してくれた。
おそらくステルヴィアで1、2位を争うであろうシェフの料理に満足しつつ、
何度か話がとぎれ赤くなりながらも、楽しく食事と少し話ができた。
いつもはインフィーの前で味気なく、しかし大切な会話の時間。
あるいは部屋でみんなと一緒に楽しい会話。
それとはまったく違うこの場所と雰囲気であり、
新鮮でとても心地よかった。
「ごちそうさまでした」
「うん、おいしかった。」
光太が少しコンピューターにつながるパネルを操作すると早々に料理を片づけにホテルの人が訪れる。
驚くほどあっという間に食器類が姿を消して、その人たちも去っていった。
すると、話題がなくなり、互いに少し、気まずい時間が流れはじめる。
そして、いよいよとばかりに、志麻の心音が高まった。
「、、あの……私」
思い切ってその一言を口に出す。
「ん?」
「あ、あ、あの、しぉ、」
「…塩?」
「シャワー浴びてくる、…」
舌を噛みかけながらも、なんとかそういうと恥ずかしくて光太の表情を見ないまま、席を立った。
「分かった。じゃあ…、先に行っててね」
「…あ、うん」
「(いよいよ…なんだ…)」
覚悟を決めると、決意が薄れないうちに浴室へ向かう。
身体の隅々まで洗おうと決意を固めつつ、やはりこれから自分が何をしようとしているのか思い出しボッと赤くなる。
「うう、、」
一枚一枚、選び抜いた服を脱ぐ。
次第に露わになる自分の体を見て、大きく1つため息をつく。
「はぁ、、胸…ちいさい…」
下着の上から触れてみるが、何かを解決するわけでもない。
「……が、がんばれ、片瀬志麻!」
そう自分に言い聞かせると、最後の下着を脱ぎ、浴室へと続くドアを開ける。
意識がこれからの行為から、その浴室…というにはあまりにも大きいが…、
温泉旅館にある露天風呂のような本格的な作りに気がつき、しばし唖然とする。
「…すごい、、シャワーだけじゃ、もったいないかな……」
少々先ほどまでとは趣旨の違う事を考えつつも、シャワーを手に取り身体にかける。
温度は0.1度単位、お湯の勢いまで細かく調整できるパネルが付いていた。
「…う、、、」
無意識にまた、自分の胸を見てしまう。
「(今から、全部…見られて……っ! 、、で、でも、自分から…来たんだし)」
シャワーの水が体にあたり、細かな霧になり、一部は体を伝い流れていく。
そんな光景がしばらく続いた。
「志麻ちゃん、入るよ」
「光太くん……私は、、、へっ!?あっあう!!」
シャワーを浴びたまま固まっていた志麻は数秒の後、我に返った。
そこには誰でもない、頭の中を支配し続けていた光太、その人がいた。
「まだつかってなかったんだ。ここ、いいよねー。」
「あ、あ、ぁあああああ………。。。そ、う、…だね」
赤くなった宇宙を見ながら言った。
志麻も負けずに真っ赤だった。
その視線が光太のどこに釘付けだったかは…。
「志麻? どうしたの」
「えっ、いや、だって、光太くんが、、隠して、ない、、し」
ちらちらと、落ち着き無く視線が泳ぐ。
「恥ずかしい、かな。」
「そ、そうだよっ! びっくりした、し…わたし…」
必死に身体を隠しながらなんとかそう言う。
「僕だって、恥ずかしいよ。でも、不公平だし…ね」
志麻に近づくと、顔を近づける。
「ひゃっ、んっ!」
何度目かのキス。
互いの肌が触れ、志麻はそのたびにビクリと、身体を震わせる。
とんでもなく長い時間に思えたが、実際は軽く唇を重ねるだけのキス。
志麻の使っていたシャワーを手に取ると、浴び始める。
二人の身体を適温のお湯が流れ落ちてゆく。
「志麻ちゃん…。すごく嬉しいんだ。志麻ちゃんが来てくれて。ってこれを言うのは2度目だね。」
「は……、、あ…、、。」
「さっ、しばらく、体を温めないと風邪ひくよ。一応温泉だって、効能は…どこかに書いてあったな、」
「は…あ、。」
シャワーを浴び終わった光太に手を引かれ、肩までお湯につかり、
いつの間にか温泉に入っていた。
「志麻…もう、のぼせたの?」
「…うんん、、びっくりしてる。だけ…。」
「そう?」
「だって、光太くんと…、お風呂…裸で…、、えっ!?」
もう何度目か分からない夢うつつから、現実に戻った志麻。
「志麻ちゃん、きれいだよ。」
光太の視線が自分を見ている事に気がつく。
「えっ、ひゃっ、あ、、、やっぱり恥ずかしい…」
「隠さないでほしいな…。もっとたくさん、見せて。」
「…う、ぅう、光太くん…いじわる……そんなこと、、恥ずかしくて変になっちゃうよ!」
「うーん、、」
少し困った表情のまま、身体を隠す志麻にさらに近づく。
肩が触れ、近づいてくる光太の顔に目をぱちぱちさせながら、何が起こるのかただ待つしかない。
「…えっ!?」
一瞬なにが起こったのか分からなかったが、
首筋の少し下、胸の上に軽くキスをされていた。
「…やわらかい…ね」
「…あぅ、…やだっ、」
「ごめん…嫌だった?」
あわてて表情を伺う。
「えっ、あ、、うんん…、、」
「良かった。」
と、そのまま志麻の横の少し高くなっている段に腰掛けると、
宇宙を眺めながら、肩までつかっている志麻を見下ろす。
「こうやって、二人で宇宙を見るのももう、何度目かな。」
「…でも、は、は、はだかなんて、初めてだよ…」
「そう、だね」
楽しそうな表情を見上げていたが、ふと視線をおろすと。
「……あ……光太くんの……」
「え? う……、ちょっと、そんなに見られると恥ずかしいな…」
「…、、、ぁ」
「…あの…志麻ちゃん? それはともかく、あんまりつかってると、のぼせちゃうよ」
「……あ、」
景色はどこへやら、視線が光太のソコへ釘付けになっていた志麻は、あわてて腰を上げ座る。
湯気が上がりそうな、のぼせる寸前だった。
「………志麻…本当…、きれいだよ。」
恥ずかしそうに胸を隠しながら、しかし本気で隠そうとはせず、ちらりと時折見える、
ふくらみと、きれいな体のライン。
「えっ、あっ、そんな事無い…、、」
「胸、隠さないで見せてほしいな…」
「そ、そんなの…私のなんてっ、ち、小さいし、」
そういいつつ、じたばたと、手を振り否定する。
「大丈夫、僕は志麻の、、。」
「え?」
「胸が好きになった分けじゃない。けどすごくかわいい。」
そう囁くように言うと、志麻をしばらく見つめていた視線が外へと戻る。
景色を見ながら、二人で。
いつかあった光景。
志麻も、恥ずかしさが少しだけ忘れられ、宇宙を見た。
「…守れたんだね…地球を」
青い光、ステルヴィアから見た地球が朝を迎えようとしていた。
「あ……。うん!」
志麻と、手を重ねる。
違和感なく、目の前の光景を見つめた。
志麻の緊張が少しずつだけ解けていった。
「……う…」
「え? ……わ、ひゃ、こ、こーたくんが、!」
「……ごめん」
志麻の驚きの声。
「ああ、志麻ちゃん、かわいいなぁ、って思ってたらね…」
「……」
次第に堅くなっていくペニスにこんどは視線が釘付けだが、さすがに恥ずかしいのか…。
「あ、先に出てるね。のぼせるし…さすがに、恥ずかしいから」
「…うん、、」
「コータくん、の…大きく…、、。私の胸が、かわいい……??」
しばらく思い出したり、自分の体を見つめたり。
はっと思い出すと、さらにぬるめのシャワーで念入りに体を洗い始める。
ようやく覚悟を決め浴室を後にしたのは10分ほどたってからだった。
バスローブを巻き、光太の前に姿を現すのに決意する時間が5分ほどかかった気がしていた。
「長かった、ね、」
「あ、…光太…くん? …ご、ごめんなさい。」
ベッドに腰掛けて、志麻を見つめる。
すこし、怒っているような、そんな表情に見えた。
「いじわる」
「えっ? 私が?」
「うんん、いいよ。」
いつもの表情に戻る。そして立ち上がると、躊躇なく。
「でも、もう…」
志麻の肩を抱きしめ、ぐっとベッドに倒した。
「ひゃぁ!」
「我慢できない…」
少し情けない声を上げながら、ベッドにばさっ、と音を立てて倒れ込む。
柔らかいベッドがその衝撃を完全に吸収した。
「志麻…」
驚いている間もなく、光太が視線に入る。
手が身体にふれる。
「あ、、ゃ…」
この時が来る事は分かっていたとはいえやはり、
身体に触れられ、恐怖を感ずにはいられない。
「脱がせるね」
バスローブだけという姿に、光太の興奮も限界いっぱいまで高まっていた。
「あ、っ、、ひゃっ、はずか、し」
手のひらを滑り込ませると少し小振りな二つのふくらみに優しく触れ、
そのままバスローブをおろしていく。
次第に露出する志麻の身体のすべて。
「……」
無言の光太が、首筋に軽くキスをし、そのままふくらみを優しく手で触れる。
いつもとは違う呼吸だけが聞こえる。
「…… っ、あ」
視線をおろすと、すぐそこに光太の姿。
そして、なにも身につけていない自分。
現実離れした光景に、一瞬夢ではないかと疑うが、
ちゅっ
「!」
ふくらみの先端を舌が軽く吸う。
その刺激に、びくりと身体を震わせ、目の前の景色がまぎれもなく現実だと改めて認識する。
光太の呼吸が荒い、身体に触れられ、何度もそれに反応し
体の芯に何か熱くとても強い気持ちがどんどん強くなる。
今まで感じた事のない体温、そして呼吸や鼓動を感じる。
今までにない自らの体の変化にとまどう。
触れられるたびに、しびれる感覚がほとばしる。
唇を何度も重ね、首筋にキスをする。
胸を手で優しくもんでみると、そこにキスをされ、唇がどんどん下へと。
「やっやっ、はずかし、、ひゃっ」
思わず両手で顔を隠すが、
「…すごい、志麻のここ…」
「ふぁ? やだ…、、やだっ、そんなの、」
光太の呼吸が大切な場所にあたる。
そして、ゆっくりと添えられた手が…、
「ん、やっ、」
思わず起きあがってそれを制しようとするが、
光太がそれを許さなかった。
にちゅ
「やっ、…ああ、」
広げられたそこは、しっとりと粘液で濡れ、
呼吸とともに、わずかに動いていた。
「、、」
ちゅぴ、
「んあ、っ!! やだ、はず、か…。! あっ、ああ、」
粘膜に舌が差し込まれ、その中を何度も往復する。
じんじんとしびれた何かが志麻のなかであふれ出す。
「ふぁ、…は、…あ、あ」
ぴちゅ、ちゅ、
駆け上がってくる快感に何度も体を震わせる。
自分以外に初めて露わになり、そして、指や舌で何度も刺激を受ける。
現実離れした状況にかかわらず、強すぎる快感は、光太の動きに伴い
全身を犯していく。
「んあっ、は、はいっ、て、やっやっ!!」
舌先が体液をこぼす、まだ堅い入り口を見つけ
何度もその周りを往復する。
そのまま強く押しつけられ、
志麻は自分の身体の中まで見られ、舐められているように感じる。
「はっ、ひっ、あ、…うう、!ああ、」
ちゅぷ、ちゅ
舌が離れると、そこへのキス。
その少し上に小さな堅い突起を見つけた光太は、舌先で軽く押してみる。
「う、!?ひゃひ、!! だめっ、やっ、そ、そこっ、あああ!」
ガクガクと身体が震えるほどの快感の波が志麻に押し寄せる。
思わず、光太の頭をつかみ、ふりほどこうとする。
「んっ、いてて、、志麻ちゃん。」
「あふ、う、ああ…」
「……ごめん、やりすぎた?」
「あ、、ごめんなさい、、なんだか変な、感じで、真っ白なのがきそうで…」
「…分かった」
光太に視線を向けると、自然と自分の体も見ることになる。
いろいろな場所に着いたキスの跡、そして、光太の…。
「あ、、光太くん……す……」
「え? 、…す?」
「す、、すごく、大きくて…びっくりしてビクビク…して…る」
そういいつつも、思わず釘付けになってしまう視線。
10分のブランクのせいか、興奮しきった光太のペニスは、
今までの人生でこれ以上にないくらい、堅くなっていた。
「……志麻…、、入れてもいいかな」
「……、え!? あ、、…うん、」
ストレートな問いに思わずあっさりと返事を返してしまう。
「ありがとう、……志麻と1つになりたくて、もう…我慢できない…」
「え、あ……うん…。ちょっと、怖い…けど」
恥ずかしそうにしながらも、少しだけ同意する。
光太と1つになるという事実と、ソノ行為に対する恐怖。
そして興味が入り交じっていた。
「ん…」
しばらくモゾモゾと見えないところで動いている光太の身体があたる。
起きあがろうかと思ったとき、光太が覆い被さってきた。
「ひゃ、こうた、くん…」
目の前の顔。
ぴちゅ、
何かがあたる感覚。
「っ、熱い…志麻…」
「ああ、光太、くん……、怖いよ…」
「しまっ、行くよ…」
ちゅく、、ちゅ
何度か、志麻の入り口を探すため、添えられた手に誘導され光太が触れる。
わかっていたとはいえ、少し涙目の志麻。
光太は光太の方で、かなり余裕がない。
「いく、ね…」
「あ、あ」
何かがあたる感じ。
少し強く押し当てられると、強烈な存在感が進入を開始した。
ぢゅ、
「い"っ!」
ビクン! と強烈に志麻の体がこわばる。
光太のペニスが志麻の中へ一気に進入した。
なんどか激しく突き、半分ほど埋まる。
「う、、ぅ…しま、…」
「、、っ、こーた…くん…、だ、大丈夫…、、っあ、」
「もうちょっ、と、最後まで、、」
志麻の呼吸が少し整う時間をおいて、強く押さえつけると、
ずゅっ
「きゃあ!!…あ、ぁ、ぁ……あ、、」
逃げ道のない志麻は、光太のソレがしっかりと埋め込まれるのを
ただ、耐えることしかできなかった。
光太の本能が、一瞬、志麻の負担を忘れかける。
「うっ、ぁ、しま、 志麻…ごめんっ、でも、、ぁあ、」
「ん、ん、、あ、、こー、たくんが、いっぱい、、あ、…だいじょう、ぶ、思ったほど、痛く、っ」
涙がこぼれる。
志麻に深くキスをする。
しばらく二人は、つながったまま、その感覚に身を任せていた。
「ふっ、ぁ、、こーた、くん、いいよ、私は…」
「…ごめか、、僕…は、もう…限界」
歯をかみしめながら、勝手に志麻の中を動き回ろうとする体を抑えるのはもはや限界だった。
暖かく、そして、強烈に締め付けてくる志麻の中。
光太は、一気に腰を引いた。
「、、…あっ、!!あっああ!!」
「っ、」
ペニス全体が信じられないほどの快感を感じ取り、
光太は思わず言葉を漏らした。
「うっ、あああっうあ、またっ、またっ」
じゅ…、ずっ、ずちゅ
光太のペニスが徐々に中を強く、刺激し始める。
痛みと、なんだか分からない未知の感覚に、どうしていいのか分からず、何度も名前を呼ぶ。
「あっあっ、こーた、あっ、く、、ひっ、あ、やっ!! うっ、ひ…」
すぐに容赦のないものとなった動きは、光太にも、もはや止められず
大切な人と一つになっているという事実と、強烈な快楽だけに支配されてゆく。
次第に波を打ち込みあがってくる感覚は、限界の前兆だった。
「しまっ! すき、っ」
「こーたっ、ん…あっ」
「んっ、いっ、志麻!!」
「あっ、!あっ」
ズッ
「ひっ、い!」
パシッ!
強く腰を打ち付けると、光太が、ガクガクと震える。
壮絶な内部からの圧迫に悲鳴を上げた志麻は必死で光太の身体を抱きしめた。
すぐに始まった射精が、大量の精液を中に打ち付ける。
「うっ、うぁ、…志麻、、志麻…」
「っ、っ、! はぁ、はぁ、、、あった…かい…、光太、、ん…」
抱きしめられながら、しばらくの時、お互いを感じあった。
少し志麻がつらそうな表情に見え、髪をなでる。
「…ぁ…、あっ、…」
「志麻…かわいかった、気持ちよかった…」
「やだ、、…あ、…ん。なんだか、まだ、変…」
撫でられる手から、なにか感じた事のない感覚がゆっくりと広がる。
「なでてる、だけだよ?」
「ぁ、 …もう、ちょっと、このまま、、」
「うん」
答えると、志麻を抱きしめた。
~~~~
ゆっくりと腰を引く。
長い間つながっていたためか、志麻が辛そうに少し顔をしかめた。
「っ……。 ごめん、なんだか、興奮しすぎて。乱暴に…」
「ん…、ちょっと、違う光太くんが見られて面白かったよ…」
そんな答えに、少し困りながらも苦笑する光太。
「あ…、ぁ、やだ、」
自分のなかから、流れ出してくる熱い液体にあわてる。
「これで拭いて…ごめんね」
「ありがとう…準備、いいんだ」
「1時間くらい、待ってたから…」
「そうなんだ、、ごめん…知らなかった」
「うんん…僕が勝手に1時間前に来てたんだし」
流れてくる体液を押さえていると、光太の手が…
「やっ、光太くん…やだよ…」
「やわらかい」
「ん、、」
流れ出してきた体液を拭き取ると、再びどちらともなく抱きしめあう。
「光太くんの…せいえき…」
「ごめん…その、」
「うんん、いいよ…」
わずかな痛み、そして少し不快感。
しかし、それも光太とつながった証しと思うと…。
「ん…」
ゆっくり唇を重ねる。
「……、志麻…」
何度かキスをしてもう一度抱き合うと、
相手の体温が感じられる。
ゆっくりとした時間が流れていく。
「志麻、痛かった、よね…」
「…うん…。でも聞いてたほどじゃなかった…と思う。それより…光太くん、、のが大きくてびっくりした」
「そ…、そう?」
「一つになったんだよね…、なんだか、」
「なんだか、?」
「……ちょっと、、疲れて…きもち、よくて…」
「え?」
そう言うとまぶたを閉じる。
しばらくすると志麻の寝息が聞こえてきた。
「…志麻…、お休み…。ありがとう…」
小さくつぶやくと、緊張となにやら…で疲れ切ったためか、光太にも一気に眠気が押し寄せる。
「僕の…志麻…」
目の前の志麻をうっすらと見つめながら、眠りに落ちた。
~~~~~~~~
志麻とアリサの部屋。
しかし、住人の一人は出かけたままだった。
「…本当に、帰ってこないし……」
ベッドで横になったアリサは、ごろりと天井を向くと小さく呟いた。
別に悔しいわけではないが、
なんだか、…せつなかった。
「…ん」
目の前が少し明るくなっていた。
1日は24時間といった自転がステルヴィアにあるわけではないが、
人間が最適とする時間に従い、快適に生活できるよう明るさも調整されている。
時間は"朝"を迎えようとしていた。
「…、、あさ……」
ぼんやりと目を開ける。
ごそごそとベッドのなかで動くと、手が何かに触れる。
ふにふに、としてみる。
「ん……ぅ…」
「…?」
ぼんやりした目をこする、と目の前に光太の顔があった。
「……!?」
ゆっくりと昨日の事が思い起こされる。
ぼっと赤くなり恥ずかしさがこみあがってくる。
「ぁ…、う…ん…」
「ぇ…」
と、光太の寝顔が少しゆがみ、苦しそうな声を上げた。
右手がさっきフニフニとした、その握っていたなにか堅いモノに気が付く。
しばらく考えた後、ゆっくりと掛け布団をめくって布団の隙間から正体を見てみる。
「……」
スースー、と気持ちよさそうに寝息を立てる光太。
起きる様子はない。
「…∮☆?!」
堅くそそり立ったモノを握りしめていた事に気が付き、あわてて手を放した。
そんな志麻も、目の前の光太も、なにも身につけていない事に気が付いた。
また一段と、恥ずかしさが増す。
「…あ、、…」
びくびくと震えるソレに、ふたたびゆっくり手を触れる。
光太がびくん と震えた。
「あっ、、……す、すごい、、動…いた…」
見た事のない不思議なその器官を、もう一度手のひらで包んでみる。
「…ぅ…」
「こーたくん…きもち、いい…?」
自分につぶやきかけるよう口に出すと、
自分までなぜかぼわっとした変な感覚に襲われた。
「……んー……う…」
昨日の疲れがたまっているのか、志麻の動きには反応するが、
すこしの声を上げると再び寝息を立て始める。
「……すごいっ堅い…、、これが私に…なかに…」
心臓が苦しくなるほど高鳴る。
「(堅くて、びくびくしてる…、長くて……やだ…ぁ)」
思わずその形を確かめる手の動きをやめる。
自分は何をしていたのだろうと考えるが、
光太が少し苦しそうな表情をしている事に気づく。
「(苦しいのかな……)」
不安に思い恐る恐る、もう一度手を添える。と、びくっと身体が震える。
「っ!……ぁ、、」
驚いた拍子に、布団が少しずれる。
「…あ、う、わぁ…」
目の前に少しだけ姿を現したモノに、思わず固まる。
「……」
呆然とと"ソレ"を見つめた。
堅くて色が少し違ってとてもすごかった。
「…う…」
光太が少し声を漏らす。
「(ぁ……私、、…そうだ、苦しいんだ、、これが)」
知識が正しいならば「出してしまえば」楽になるはず、とは思ったものの
具体的にどうすればいいものかと途方に暮れる。
同時に、何を考えているのかだんだん自分が分からなくなってくる。
「……あ…」
手のひらで優しくつかむと、わずかな反応が返ってくる。
もっと包むようにすると、少し声が漏れてきた。
「…きもち、いいのかな」
「……」
ぐっすり寝た様子に、ドキドキしながらももっと近くで見ようと顔を近づけた。
「う…ん」
ばさっ
寝返りがヒットした。
「…!? か、ヵた、いのが……ふゃあああああああ!!!」
「!へっ、なにっ、志麻!?」
悲鳴に飛び起きた光太が状況を認識するまで、
志麻はたっぷりと"ソレ"の堅さを顔いっぱいに感じることになってしまった。
「志麻…なんで、そんな、とこ…、意外と積極的…なんだね。」
「ち、ちがうっ! その、辛そうだったからで……私は!」
必死に反論するが、目がくるくると回っている。
何をしていたのか思い出してさらに真っ赤になった。
「…朝はいつもこうなるよ。まぁ、、辛いと言えば…そうだけど」
「えっ、そ、、そうなの?」
少し眠そうな目で苦笑する光太。
「じゃあ、辛いのを楽にしてくれるの?」
「え!? ……そ、それは……」
そんな志麻の様子に、少し意地悪そうに、光太が言い放った。
「…なら……口で、してくれたら嬉しいな」
「……えっ!!!?」
その言葉に思わず顔を見つめるが、
怖いほどにっこりと笑顔のままだった。
「(これ…口って、口に…うそっ)」
「…いやだったらいいよ…。汚いよね、やっぱり」
がっかりした様子で立ち上がろうとする。
「う、うんん! そんなことないよっ、お風呂入ったし、光太くん…だから、それに!」
「それに?」
「え、あ、…そういうのじゃ! ……はず、かしいよ…」
もじもじとしながらも、視線は外さない。
「じゃあ、…志麻、こっちに…」
志麻の腰をつかむと、自分に引き寄せる。
突然のことにばたりと滑り、倒れ込んでしまう。
目の前に現れる、ペニスはまだ堅さを保っていた。
「…あっ、やっ」
一瞬の後、自分の恥ずかしい場所も丸見えだと言うことに気が付き、あわてて隠そうとする、
「隠さずに、僕をまたぐようにして。よく見せて…ほしい。」
「そ、そんな……」
「志麻…」
「コータくんの、いじわるっ、」
はぁはぁ、と何度か呼吸を整え思い切って足を広げる。
光太が軽く支え、身体の上に被さった。
すると、目の前には…
「志麻の、よく見えるよ…」
「やだっ、こ、コータくんのだって、、目の…前」
ビクビクと震えるそれにまたも釘付けになる。
「そうだ…先にいっちゃった方が、1つ言うことを聞くってどうかな?」
「えっ? …そ、そんなこと言ってる…場合じゃ…」
イクというのは何やらすごいらしいことだというのは志麻も理解していた。
しかし、自分にはまだその経験はない。
突然それを競争にされては。
「じゃあ、行くよ…」
「えっ、ひゃっ」
光太は、志麻の腰をつかむと、少しおろさせ、顔をそこへと埋める。
悲鳴を上げる志麻にかまわず、舌をのばした。
「んっ! ひゃっ、いゃっ」
ちゅ、ちゅ
そこに沿って、舌を何度も動かす。
恥ずかしさに声を上げるが、当然のごとく光太がやめる素振りはない。
「はっ、わっ」
思わず右手に触れていたそれに気が付く。
ちょうど口の位置。
それを見ている間も、強烈な羞恥心と、どこからかわき出した快感が思考を犯す。
「んっ、あ、、」
少し堅くなった突起に唇を重ねると、突然吸い上げる。
ぴちゅ、ちゅ、ちゅっっ
「!ひゃっ! ああーーっ!!!」
身体が反り返る。
「……イイ?」
「あっ、、ああ、、」
呆然と呼吸を整える志麻。
「……僕にもしてほしいな…」
「はぁ、はぁ…ああ、……こうた、くん…」
目の前の光太の先端に軽く唇が触れた。
「んっ、ふっ、ん」
自分の膣(ナカ)に入っていた事実がどうしても信じられない志麻だったが、
そんな思いはすぐにどこへやら。口の中に含んだ堅いモノに神経が集中する。
何度か、歯を当ててしまい、光太が声を上げる。
傷つけないように気を付けていると、
また自分の真を貫く快感が光太の舌から襲う。
「んふっ、!!んんっ、」
「…ふぁ、ああ、その…もう段差になってるところ…、んっ!」
舌の動きと、目の前の光景に予想外に興奮が高まり、次第に押さえることに必死になっていく。
夢中で志麻の中で舌を暴れさせ、突起を舌先でつぶす。
「ふぁぁあ!! あっ、こーたくん、やっ、あっ、」
耐えきれず口を離してしまう。
「ん、ん…はぁ、、こ…うたくん…」
荒い呼吸とともに、止まった攻めに光太の表情を伺おうと振り向く。
「このままだと、僕が勝っちゃうね…」
「え…あ、、そんな、」
「みんなに昨日あったことを自分でしゃべる事。とかにしようかな」
「……、え!? え! そんな、無茶苦茶だよっ。」
「…そうだね…でも、…」
ちゅ
「あ!」
再開された攻撃に、身構える。
しかしそれは今までとは全く違った物だった。
「いっ、ひっ!」
恥ずかしい場所を指が広げ露わにされる。
舌がクリトリスをこね回す。
指がナカへと…。
「あっ、あうっ、」
「志麻! 好きなだけ、気持ちよく」
「ひいっ! あ、っ、あああ」
しかし、志麻は必死で光太のペニスをつかむと、夢中で口にくわえる。
「(わっ、…う、、)」
思わぬ反撃に声を上げそうになる。
しかし、刺激を続ける舌が自由にならない光太は声を出すことができない。
「わは、ひっ、も!」
くちゅ、くちゅ、ぴちゅ
「んっ、…まっ、」
ぴちゅ、じゅ、ズっ、ぴチゅ
部屋に荒い呼吸と体液から発するいやらしい音だけが響く。
「かっ、ん、ん、!」
「うっ、あ」
生まれてから今まで、感じたことがなかった鋭い快感が全身に広がり
思わず光太のソレに、軽く歯が当たってしまう。
しかし、その衝撃に耐えられず志麻から口を離してしまう。
「うわっ、あ、しまっ、っ、あっ!」
「ふわっ、ひゃっ」
ビュッ
昨日は自らの体内に放たれた精液が、志麻の口を汚し、
顔を汚していった。
「あ…、っ、、しま、っ…」
少し精神が戻った光太が見たものは、目の前の志麻の秘所から、
粘りけのある体液が、自分の胸あたりにこぼれようとしている光景だった。
「しま…」
「……! ひっ」
少し乱暴に、志麻に口を付けると、再び攻撃を再開する。
呆然としていた志麻は、突然のことに力が抜け光太を何とか避けるとベッドに突っ伏してしまう。
「やあああっ!!! いっ、きっ、」
こねるように指でクリトリスを刺激する。
鮮烈な快感が飛び散り、悲鳴を上げることしかできない。
指がかなり深くまで進入してくる。
ナカを自在にかき回され、志麻が生まれて初めての限界を超えたのはすぐだった。
「ひっ! あ! ! ! ! !」
ビクビクと身体を震わせ、シーツを必死につかむ。
世界が真っ白になる感覚。
時間が止まった。
「ん、んん…はぁはぁ、、あ、……」
かろうじて呼吸をする。
そんな志麻を、向きを変えた光太が抱きしめた。
「あふ、、っ」
「しま、かわいい」
頭を優しく撫でると、ビクビクと、何度か反応する。
「でも、きれいにしないとね…」
「…ん…ぁ…」
志麻を抱きしめ、起こそうとするが、身体に力が入らない。
そのまま抱き上げてしまう。
「ん…重い……」
「ぇ……光太くん…ばかっ…」
そうつぶやくと力尽き、身体の自由がまた無くなった。
「ひゃ」
気が付くともうそこは浴室。
シャワーを持った光太も何も身につけてはいない。
「志麻ちゃん、シャワーかけるよ」
「え、うん…」
ぺたんと座り込んだ志麻は、浴室の床の暖かさにうっとりしつつ
光太がお湯で、その顔に付いた体液を流していく。
「……ん、はっ、、くるし、」
「ごめん、気持ち悪かったでしょ…。全部落ちたよ。」
「…うん」
少し思い出しまた恥ずかしがりながら、
身体がまた、ぽかぽか、じんじんしている事に気づく。
「ごめんね…僕ばっかり、気持ちよくなって…」
「…え、私も、気持ちよかったよ…多分、その、よく…分かんなかったけど…」
「…でも、」
志麻の「多分」という言葉が、あまり気持ちよくなかったのではという不安をかき立てる。
昨晩は自分だけが気持ちよくなり、今日はどうだったのだろう、と頭の中を巡る思考。
光太は、志麻に与えた痛みを思い出し、行動に移った。
「…下も洗おうか」
「…え、」
後ろへ回るとそのまま志麻を抱きしめる。
シャワーのお湯が志麻の身体を流れた。
「あっ、、…光太くん」
「足…開いてね」
「あ、…」
まだ、見られないだけ恥ずかしさは少なかった。
ゆっくりと両足を開く。
すーっと、光太の手が、志麻の足を滑る。
「んっ、」
ぴちゅ
少し濡れたそこへ手が到達すると同時に、シャワーのお湯がかかる。
「あっあつ、、」
「え? 38度だよ?」
「ん、、変な感じがして…は…ぁ」
光太の指がなぞるようにそこを開き、お湯がかかる。
「あっ、…」
体温より少し高いだけの温度にびくりと身体を震わせ、
ジンジンとした感覚がまたわき上がる。
無意識にシャワーと、光太の手から逃げようとする。
「志麻…うごかないで、洗えないよ…」
「…ん、、だって、、なんだか」
「…じゃあ、、」
光太は、すぐ近くのパネルを操作した。
「(志麻も感じてる…もっと、、志麻を…)」
流れるようなシャワーの音が、突然噴水の近くにいるかのような
強い音へと変わった。
「このお湯できれいにしよっか…そうしたらもっと…」
「!?」
「(志麻の顔、表情、声…もっと知りたい…)」
光太の中のその想いは、昨晩身体を重ねたときからも、生まれてからもおそらく初めて覚えた感情だった。
痛みに耐える姿、気持ちよさそうな、そして眠っている表情。
もっと知りたい。
「(僕だけの…)」
「…きっと、すごくイイよ」
水があらん限りの勢いで噴き出しているシャワーを志麻に近づける。
「えっ、やっ、こう、たっ!!」
びくびく と、強烈に志麻が震え、立ち上がろうともがく。
そのまま後ろから押さえ込んだ光太は、シャワーを片手で開いた秘所に押し当てた。
「いっ、ひっ!! っっ!! あああっあふ、もああ、めっっ!!」
達してまだ数分しかたっていない志麻の身体。
そのもっとも敏感な部分に無数の水流がたたきつけられる。
しかも強く押さえられ、腰を引くこともましてや逃げ出すこともできない。
先ほどとは比べ物にならない強烈な衝撃に、悲鳴をあげ、呼吸するのにも必死なほどになる。
「いっ、く、! い゛っ! ひぃぃ!」
ビク! ビク!
一瞬時間で身体が飛び跳ねるように痙攣し、耐え難い快楽が全身を貫く。
「志麻…イったの?」
「あふっ、ああああ!」
しかし、シャワーの水流は全く勢いが変わらない。
光太の指先が、志麻の敏感すぎる芽を何度か撫でる。
「いっ、…やあっ! ぅ、っ…… あああああ!!!!」
体中が耐えきれない快感で破裂する。
志麻は必死にその強すぎる快感に耐える。
「え゛っ! っっ!! 、っ、ぎっ、あ!!!!」
その1点から突き刺す快感は志麻の限界を遙かに超えたものだった。
もはや暴れているといっても差し支えない状態に達していた。
「しまっ、もっと…、気持ちよく…」
しかし、もはや、自分がどこにいるのか、誰と居るのか、何をしているのか、
志麻のもうろうとした意識は答えてくれなかった。
ぴゅっ
光太はなにか手に熱い体液を感じ、あわててシャワーを離した。
と、同時に、志麻がガクリと自分に体重を預けてくる。
「志麻? …あ、」
ちょろ、ちょろ。
制御できない快楽に意識を手放した志麻は、
呆然と光太にもたれ掛かった。
「……」
~~~~
「…う……ぁ…?」
ぱたぱた
涼しい風、柔らかい寝心地。
ベッドに寝かされた志麻はゆっくりと目を開けた。
「志麻ちゃん…よかった」
「…こーた、くん…私、あ、あれれ…」
ぼーっと光太を見ながらつぶやく。
どこから持ってきたのか、不安そうに団扇(うちわ)で志麻を扇いでいた。
「…ん、、私…たしか、シャワー……!?」
「ごめんね…僕が無茶するから…こんなことに」
少し落ち込んだ様子で、志麻に涼しい風を送る。
「……う、うん。。なんだかすごくて…。私…」
「気絶、するなんて思ってなかったから。びっくりした。。ごめん。」
「その……なんだか、気持ちいいのかも分からなくなって…、真っ白になった…」
「…。僕のこと許してくれる?」
「え? そりゃ……、、ちょっと怖かったけど、でも…もう、無理矢理はいやだよ…」
すこし赤くなりながら、ちょっとふくれて答える。
その表情に安心したのか、ふー、っと息を吐くと、光太の顔が近づいた。
「あ、、」
軽く、唇が重なった。
「…だいじょうぶ、だよね」
「…うん。」
「じゃあ、ちょっと浴室を汚しちゃったから片づけてくる」
「…うん、、……え? よごした、、」
「僕が志麻に無理な事したから…。だから気にしないで。…でも、かわいかった。」
「…かわい、かった? よごした、、」
スタスタと、浴室へ向かう光太の後ろ姿を見ながら志麻はぼんやりと考える。
何か大切な記憶が飛んでいる気がした。
「…たしか、きもちよくて、きもちよく……!?」
しばらくして部屋に悲鳴が響き渡った。
「あ、あれかわいい!」
「あ、うん…」
ホテルをチェックアウトしたのはもう昼前だった。
とても珍しい事に、志麻からデートしようという誘いに、光太はもちろんOKした。
先ほどのお詫びもかねて。
いつもは行かない少し高級なレストランで食事をして、
ショッピングを楽しんだり。
時間があっという間に流れていった。
「じゃ、ありがとう…」
志麻の部屋の前、中ではアリサが待っているはずだ。
時間はもう午後4時になっていた。
「うん…」
「あ、あの、これ…」
光太が荷物から小さな袋を取り出す。
「…え…」
「指輪…とかだったらロマンチックだけど、ごめん…避妊薬…飲んでおいてね」
「あ…そうだね、、あはは、私、全然……」
それを受け取ると光太と視線が合った。
「それじゃ、楽しかったよ」
「ありがとう。嬉しい」
少し時が流れ、唇が軽く重なった。
「また、デート…行こうね」
「そうだね、じゃあね」
「うん」
少し名残惜しそうに、光太が志麻の前から姿を消す。
「光太くん…」
しばらくその後ろ姿を見つめた後、自分の部屋のドアをあけた。
「きゃっ!」
「しーぽん、朝帰りどころが夕帰りとはいい度胸しとるなぁ!!」
いつもとはかなり、違うアリサがそこにはいた。
「あ、アリサっ、声が、大きい。」
「しーーーーぽんのーー、バカヤロー!!!」
響き渡った声で、
苦情がまた来ることは……言うまでもない。
「……いつになったら帰ってくるのか心配したじゃない…」
「あ、はは、ごめん…いたたた」
ぐりぐり
「?」
歩いてきた方から大声が聞こえたような気がして振り返る。
少し首をかしげ、再び部屋へと続く道を歩く。
頭の中を昨日、そして今日の出来事がよみがえる。
「…ああ、いうの、独占欲っていうのかな…」
そのつぶやきは誰にも聞かれることはなく、ステルヴィアの夕日は今日も暮れていった。